フィールド:河口湖
時間:13日昼(15:00~15:15)、14日昼(11:00~13:00)
オカッパリ:浅川
釣果:13日20センチ1匹、14日30センチ1匹
ヒットルアー:レッドペッパーマイクロ(ティムコ)

秋に至るまでの河口湖の変化

標高が1000メートル近くと高いために、秋の訪れが早い河口湖。
毎年夏の甲子園が決勝を迎えるころには朝晩が涼しくなり、
コスモスとかが咲き始め、エアコンを使わない日も出てきます。

今年はさらに減水が続き、水質もちょっと濁ってきたりで、
釣果的にはちょっと厳しい状況が続いていました。

その後、台風の影響や秋雨前線の影響でわずかに水位が回復、
水位以上に水もかなり入れ替わったようで、
水温も25度前後と落ち着いてくると、ベイトの動きが変化。
明らかに夏のパターンと変わってきており、
アジャストするのが難しくなってきていました。

ガイドでの釣果が目立つ「レッドペッパーマイクロ」

そんな中、秋に入って河口湖の中田敬太郎プロが結果を出し続けているのが、
ティムコ「レッドペッパーマイクロ」
なかなか「これ」といった決め手に欠けるような状況の中、
中田プロは1日20本以上など圧倒的な結果をたたき出しています。

中田ガイドの釣果ブログはこちら。

歴史の長い「レッドペッパー」シリーズ

ティムコの「レッドペッパー」シリーズというと、
オリジナルサイズとジュニアサイズは昔から存在していて、
多分20年近く前から売られていたような気がします。
自分のタックルボックスを見たらジュニアサイズが2個出てきました。
(いつ買ったか正直覚えていないw)

レッドペッパージュニア

お尻を下げて水面に対しほぼ90度近くの角度で浮く、
いわゆる「垂直浮き」タイプのペンシルベイトで、
アクションを加えると頭をピョコピョコさせて動きます。
これが「小魚逃走アクション」と呼ばれ、
評判のよさから、様々なサイズ展開がされ、
オリジナル・ジュニア・ベイビー・マイクロと4兄弟として現在に続いています。

まずは水温計測時に使ってみる

そんなレッドペッパーマイクロ、
まずは13日の午後、湖波さんでの水温計測時に
ちょっと投げてみました。といっても実質15分程度しか試せる時間は無いのですが。
桟橋に平行するような形でキャストしてみる。
すると、、、

今日の河口湖水温:9月13日

チビちゃんサイズが登場。
フラリとよってきてためらわずバイトする様子はエキサイティング。
このルアーが持つ潜在能力に目覚めた瞬間でもありました。

チビからサイズアップなるか?

翌日の14日、河口湖ではブラックバスの放流が入りましたが、
ここは放流に癒されたい気持ちをぐっと抑えて、
レッドペッパーの威力を再確認するミッションを選択w。
今回の放流場所ではない、浅川に入ります。

60ミリ、3.5グラムというコンパクトサイズのこのルアー、
ティムコの「デルゼ70F」や「ステルスペッパー」よりもコンパクト。

レッドペッパーマイクロ

チビでも迷わずアタックできるので、
サイズ問わず釣れるのは分かるのですが、大きいのは食ってくるのか?と期待を込めてキャスト!

すると水面がモワっとするようなバイトとともにルアーが消えます。
上がってきたのは、、、

レッドペッパーマイクロ
レッドペッパーマイクロ

よく引くネイティブバス。30センチぐらいだけど、
ウィードに潜ろうとするので結構慎重なやり取りが求められます。
とにもかくにも、サイズアップ成功w。

今後の課題

写真を見ていただけると分かるように、釣れた時間帯はほぼほぼ無風の
いわゆる「べた凪ぎ」状態。ウィードのアウトサイドには回遊するベイトフィッシュと
それを追いかけるブラックバスの姿が時々ボイルとなって出現。
しかし時間が経つにつれて波立ってきて、表層の様子がちょっと
分かりにくくなってしまい、タイムアップ。
凪いでいるときと、風のあるときで出方に違いがあるのかないのか?
この辺を検証する必要がありますね。