6月22日西湖バス釣り「夏の始めのキャリラバTG」
フィールド:西湖
時間:午前中(6:00~12:30)
ボート:レンタル12フィート(エレキのみ)
今回、西湖の丸美ボートさんから出撃しましたよ!
梅雨入りして初めての西湖ボート釣り
本格的な梅雨入りして初めての西湖ボート釣り。
西湖を本気で攻略するにはレンタルボートはマストである。
なぜなら
湖の3分の1は溶岩帯で陸からのアクセスを阻んでいる。
それ以外の場所も急な崖だったり、駐車スペースから遠かったりで
ちゃんと釣りきるなら、ボートを借りるのが一番。
梅雨時は色々な攻略法があり、様々な方法でバス釣りを楽しむことが出来る季節だと思う。
バスのシーズナルパターン的にはアフタースポーンになるが、
梅雨の初期にはまだネストを守る雄の姿が見られたりするし、
一連の産卵行動を終えてミドルに降りるバスも多かったりする。
ただし、春から続いてる表層ワカサギパターンも
ワカサギの姿が見えなくなっても生きており、
ティムコデルゼ70F、HMKLジョーダン、OSP「アイウェーバーF」が大活躍するシーズン。
いわば「何でもアリ」のシーズン、それが梅雨の西湖の魅力だと思う。
しかし、朝は完全無風の洗礼w
表層系ルアーの爆発キーワードそれは「風」
風があって、水面が波立つようなシチュエーションで威力を発揮する。
ラインコントロールや操船には気を使うが、たしかに表層系で
いい思いしたときにはいい風がふいて水面がザワザワしていたことが多い。
しかしながら、この日の西湖の朝は完全無風の鏡のような水面。
これは表層は出にくい状況だw。
今日はビッグスプーンの日なのか?
そういえば出船前西湖ナンバーワンガイド(といっていいと思うw)
中田敬太郎プロと話をした際、すでに季節は進行していてミドルレンジ
(水深3~4m)のビッグスプーン(ノリーズ「ダイラッカ」など)が大活躍だったらしい。
水中を見てみると、ほぼスポーニングは完了していて、ネストのようなものは
みられない。完全アフターなのか?
たしかに、ビッグスプーンの名所丸美前フラットには、
必ず入れ替わりでボートが入っている状況。
しかし、スプーン用タックルは置いてきてしまったよw。
トップウォーターは見には来るけど、アタックなし。
ちょっと風は無いけど、曇り時々小雨だし、
釣り人からは意外とノーマークだし、時間もあるし、
ということで南岸の溶岩帯へ入る。チョイスしたのは、
トップのポッパー。溶岩の崖や、沈み岩に送り込むと、
何度もバスが見に来るが水面を割ってアタックするには至らない。
トンビさん同様、バスもやる気なし男君w。
ミドルレンジ狙い=キャリラバTGに変更
溶岩帯を一通りやって、今日は表層は厳しいと判断。
表層に出ないなら、ステルスペッパーや、セイラミノーなどで、
水面直下をやる手もあったが、ここは大きく方向転換。
お得意のフットボール&ポークでミドルレンジを狙うことにする。
風もそよそよといい感じ。
使うのはティムコ「キャリラバTG1/2オンス」+アンクルジョッシュ「ビッグダディ」
今年からキャリラバはタングステン素材化され、Feco認証もクリア。
なぜキャリラバかについては、ここで語ると長くなるので、また別の記事で。
青木が原~キャンプ場~長崎と
南岸沿いを手早くチェックしていく。
10時半ごろ、明確なアタリが!
長崎を超え、漁協前に向かうストレッチに来たとき、
フットボール独特のコツコツというアタリが・・・
どうしても、ヘビー級フットボールはバラしが多い。
慌てるバサーは貰いが少ないというのはこの釣りに関しては正しい。
はやる気持ちを抑え、ゴリ巻きをしないように気をつけながら、
あげてみると、44センチの立派なサイズが登場。
とにかく、この釣りは釣れるとサイズがよいのが嬉しい。
正直、40センチ以下を釣ったことはないんじゃないかと思う。
フッキングがうまく出来たかどうかをみる2つのポイント
前述のとおり、フットボールの釣りはちゃんと針ガカリをさせて、
慎重にやり取りをしないと「サヨウナラ」されちゃうことも多く、
うまく針ガカリしたかどうかは釣った後ちゃんとチェックしたほうがいいです。
一つ目はコチラ
ちゃんと口の奥にかかっているかどうか。
慌ててアワセをするともっと口の浅いところに掛かるが、
コレぐらいの場所なら刺さっているので固い組織なのでばれにくいです。
もう1箇所はラインですね。
このようなところに掛かっているということはラインにはなんらかの
ダメージがあることがほとんどです。
思い切りバスの歯の上に糸がのっていて、案の定ざくざくでしたw。
次のキャストに入る前にちゃんと結びなおしましょう。
後日譚:表層i字は終わってないみたい
このあとさらに風が強くなり、坂下などをフットボールで攻めましたが、
あえなく時間切れ。12:30でタイムアップw。
お昼ごろから丸美沖のフラットではビッグスプーン狙いのボートが増えていました。
この日に限っては表層i字系にはちょっと厳しく、サマーパターン突入かなと思われましたが、
次の日(23日)の中田敬太郎ガイドブログでは表層でかなり楽しめたとのこと。
まだまだ表層系パターンは活きているみたいです。
例年梅雨期間7月下旬までは、表層で狙えています。
決め付けずにいろいろな攻略法で試してみるのがよさそうです。
【タックルデータ】
ルアー:ティムコ「キャリラバTG」1/2オンス・ブラック&ブルー
アンクルジョッシュ「ビッグダディ」ブラック
ロッド&リール:フェンウィック「スーパーテクナ」S-TAV65CMJ
KTFアルファス「ネオ」左7.5ギヤ
ライン:ジャッカル「レッドスプール」14ポンド