フィールド:河口湖
ポイント:長浜
時間:夕方(18:15~19:00)
オカッパリ

西湖の丸美ボートさんに忘れ物を取りに行ったついでに河口湖へ出撃。
暗くなる前の短時間ですがバス釣りを楽しみました。

梅雨入り=トップウォーターの季節

気温の低い山上湖である河口湖にもとうとう梅雨の季節が到来。
じめじめ湿度が高く、曇りがちで普段生活を送る上ではあまり気持ちのよい季節ではありません。
しかし、バスフィッシングではまったく逆で、梅雨は非常にエキサイティングな季節。
スポーニングを終えた個体が順番に、体力の回復のために活発にエサを追うようになります。
動きやすい水温もあいまって、水面に浮くルアーへの反応がよくなる
トップウォーターゲームに適した季節の始まりです。

ラインはナイロンに巻き替え

トップをやるつもりだったので糸はナイロン製に巻き換えました。
普段自分はフロロカーボンラインを愛用していてあまりナイロンは使わないのですが、
やはりフロロカーボンは比重が高く(比重1.7、水より1.7倍重い)、糸自体が沈みます。
このため、ライトリグやラバージグなんかをやる時にはルアーと一緒に糸が沈んでくれるので、
操作感がよくフロロは重宝します。
フロロの登場で特にライトリグは革命的に釣りやすくなったと思います。

しかしそんなフロロ万歳の私もトップは別。
水面で動かすトップウォータールアーの使用には
フロロは多少糸が沈むのでルアーの動きへの影響は避けられません。
バスがアタックしてきたときのフッキングに関しては、沈む糸のほうがいいと思いますが、
肝心のルアーの動きに影響を与えるとなると比重の低いナイロン(1.1程度)がほしいところ。

サンライン「マシンガンキャスト」

チョイスしたのはサンライン「マシンガンキャスト」
低伸度が売りのラインが人気みたいでメーカー各社は力を入れているようですが、
自分的には、今回ナイロンに求めるのは、「低比重」であって
「伸び」はあってもなくてもどっちでもいいw。というか、
しなやかであれば伸びがあっても大歓迎。
「ナイロンらしいナイロン」のほうがありがたいと思っていたけれど、
初めて使う「マシンガンキャスト」でしたが、14ポンドの伸びやかな特性は合格点。

河口湖は減水傾向

関東各地、冬~春に雨が少なかった影響で、ダムなんかでは貯水量が減って
大変だ、なんていうニュースも世間をにぎわせていました。

河口湖も大減水というわけではないけれど、
平年と比較してやはり水位は低め。5月下旬までは隣の西湖から
水を落としていたのですが、6月に入りそれもストップしたみたいです。

河口湖水位計

SKポップグランデで45分ほどの間に3アタック

河口湖には珍しく風は東風。いつもなら西風なのだけど。
釣りをした長浜で言えば湖から岸方向に向かって吹く風向きです。

6月10日の長浜

ルアーはジャッカル「SKポップグランデ」をチョイス。
手持ちのポッパーがこれとメガバスポップXしかなく、こっちのほうが飛距離でそう。
2アクション、1ポーズで動かしているとほどなくヒット!
30センチ台後半のよく引く元気なバス。

河口湖釣行記6月8日

河口湖釣行記6月8日

45分ほどの短時間のうちに3アタック、2キャッチと満足と言っていい釣果でした。

自分で動かすトップウォーターは楽しいw

トップウォータープラグといえば、
バズベイト、ビッグバドやポンパドールなどの羽根系といった、
ただ巻いてくるだけでルアーがアクションして釣れるものと、
ペンシルベイトやポッパーのように竿やラインテンションを使って
釣り人が自発的に動かすタイプがあります。

前者は自動的にルアーがアクションしてくれるので、
誰が使っても同じように動いてくれて操作は楽チン。
私もこっちのタイプのほうが好きでした。

しかし今回ポッパーを使って釣って思ったのは、
バスを誘う「間合い」を自分で作れるというメリットでした。
動かす早さや、停めておくポーズの時間など、釣りのリズムとでもいったらよいでしょうか?。
自動的には動かない/自分で動かさないといけない、ということは、
逆に言えば「ここで動かしたい、このタイミングで停めたい」というのが自在、ということ。

自分のリズムとバスのリズムがシンクロしたような感覚(錯覚?)が病みつきになりますw。
次はペンシルベイトを使ってやってみようと思っています。

夜が明けてまさかの放流w

ということで8日はガラガラの長浜駐車場前でしたが、
なんと翌日9日朝に放流を実施。駐車場も広く、なだらかな浜が続く地形なので、
オカッパリはやりやすいポイントです。
ぜひチャレンジしてみてください。