放流バス必釣ルアー「スピナーベイト」

河口湖では毎年4月以降のハイシーズンになると
大体月に1回のペースでブラックバスの放流が行われます。
比較的釣りやすく、初心者の方や、ブランクがある方にはバス釣りの感覚を取り戻すために、
また、どうしても1匹GETしたいという方にもありがたい存在です。

そんな「放流バス」を狙うためのオススメルアーの筆頭が「スピナーベイト」
もちろん「スモラバ(小型ラバージグ)」やポークルアーのダウンショットも釣れますが、
ブレード(反射板)が持つ煌きや、回転に伴うバイブレーションが放流バスにとてもよく効きます。

ハンドルを巻いてくるだけでキラキラ、プルプルと自発的なアクションをする、
いかにもルアーらしいルアーであるだけでなく、
根ガカリのしにくさ、投げやすさ、といったメリットがあります。
おまけによく釣れるとあっては
放流バスパターンが有効な局面での店頭での売れ行きは急上昇。
お客様にも満足いただいている自信のリコメンド(オススメ)ルアーです。

一押しはサワムラ「ワンナップスピン」そのココロは・・・

河口湖オススメ「スピナーベイト」

店頭で一押しのスピナーベイトはサワムラ「ワンナップスピン」です。
店頭にはワンナップスピン以外にも色々なタイプが並んでいて、
正直どれにしようか迷うと思います。
また、各メーカーともこのジャンルには力を入れていて、
やりこんでいる人は「自分には○○!」とフェイバリットが決まっている人も多いかと思います。
しかし、そんな中でもぜひ一度使ってみてほしい、それが「ワンナップスピン」なのです。
その理由は…

ほぼ最小クラスのスピナーベイト
シルエットがコンパクトだからバスが違和感を持つことなく食ってくれます。
小ぶりということはアクション・アピールも小ぢんまりとなりがちですが、ワンナップスピンは
バランスの妙で、しっかりと抵抗・振動を発生します。
タックルを選ばない
3/16オンス(5グラム)から選べて、スピニングタックルでもなんとか扱えます。
できれば、ベイトタックルがあったほうが望ましいですが、スピニングしか持っていない
初めてスピナベを使う人には強い味方。
カラーバリエーションが豊富
基本を抑えたカラーバリエーション。小魚系から、単色系、ど派手系がバランスよく揃う。

必ずしてほしいチューニング「トレーラーフック」装着

放流バスをGETする上で、必ず装着してほしいのが、「トレーラーフック」です。
(アシストフックなんていう言い方もします。)
先ほど、根ガカリしにくいという利点を挙げましたが、それもそのはず、
釣り針の真上に有るスピナーベイトのアームとブレードが根ガガリガードの役を果たしています。
これが逆にフッキング(針に魚が掛かること)をちょっと邪魔してしまっている側面もあります。
これを改善するのがトレーラーフックで、具体的には、
ルアーの針の部分にもう1本針を追加してあげるというチューンです。

トレーラーフック

がまかつ」や「リューギ」といった針メーカーから専用のアイテムが出ています。
装着もワンタッチで簡単。
キャリルにも必ず在庫があるようにしていますので、お尋ねください。

放流バスは動いているルアーを追うことは積極的にしてくれるのですが、
上手に食べてくれません。餌のとり方がちょっと下手。
またよく目立つブレードのほうにアタックしてくることもしばしば。
劇的にキャッチ率を向上させてくれるアイテムそれがトレーラーフックです。

河口湖ヒットルアー「スピナーベイト」

装着後の写真、ぜんぜん違うでしょう?
逆に根ガガリが増えてしまうのでは?という懸念が出てくるかもしれません。
たしかに本針1本の状態と比較して根ガカリは少し増えますが、
トレーラーも本針も同じ上を向いていることから、想像するよりずっと根ガカリは少ないです。

根ガカリ防止のコツとしては、やはり投げた後、
着底する瞬間とハンドルを巻き始める瞬間のタイムラグを極力小さくすること。
投げた後、重みで沈んでいく間は糸がするすると沈んでいきますが、
着底すると止まります。着底したまま放置すればするほど根ガカリのリスクは高まります。
このため、沈んでいく間の糸の動きをよく見て糸がとまったらすぐハンドルを巻き始める。

巻き始めてからルアーが動くまでの間も少しタイムラグがあるので、
巻く前に釣り竿をあおって、スピナーベイトの姿勢を安定させるとより効果的。

ぜひ、試してみてください。