西湖の流れ出しに当たるシャローエリア

ポンプ小屋東側

最大水深が70m以上と非常に深い西湖。
このため比較的岸際から水深があるポイントが多い中、
浅い地形が広く続くポイントが東電ポンプ小屋近辺です。

西湖ポイント案内:東電ポンプ

いくつかの流れ込みがあつまっており、そこに堆積した浅場が広がります。
場所により、前浜、向浜といった呼び方をする場合もありますが、
ここでは西湖の東寄りのシャローフラット全体として紹介します。

ここには目印のように東京電力の水力発電所に水を供給するポンプ小屋があります。
ここから水をくみ上げ、下流の河口湖に放水することで発電しています。
このポンプは、いつも動いているわけではなく、水量が多い時期のみ稼動しています。
稼動時は導水管や水路などに強力な勢いで水が流れていますので、
近づかないようにしてください。

西湖ポイント:東電ポンプ

ポンプの東側は水深1メートル程度の浅場が続き、
東端のフェンスのあたりでは数10センチの超シャローになだらかに傾斜しています。
西湖の中では貴重なシャローエリアであり、
朝夕にはバスが餌となる小魚を追い求めて活発に動き回る様子を見ることができると思います。

ポンプ小屋東側

ポンプ小屋西側

ポンプ小屋の西側は、東側に比べて急深な地形となっている小さな
ワンドを形成する地形です。
深さがあるため、バスは人が見えない深さに潜んでいると思ってください。
その場所から餌を見つけると一気に浮上してきます。

ポンプ小屋西側

ワンドを横切るように張られたロープや、
かつて稼動していたと思われる揚水ポンプの石組みや木枠といった
バスがよりどころにするマンメイドストラクチャーも豊富で、
シャローサイドに生命感がないときや、
夏場の日中などは有望なポイントになります。

東電ポンプ西側

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