ティムコの偏光グラス「サイトマスター」
2016年新色「ラスターオレンジ」が先日キャリルに入荷しました。

新色ラスターオレンジ!フレームはキネティック。
新色ラスターオレンジ!フレームはキネティック。

この新しいレンズカラーを見たとき、
私は「懐かしさ」を感じました。(新製品なのにねw)

その「懐かしい」と感じた理由は、
私自身かつて夢中になったスキー・スノーボードや、
オートバイの「ゴーグル」のレンズカラーに近いカラーだったからです。

しかもこの色、最初に買ったときにデフォルトでついてくる
「アンバー」というカラーを感じさせる色味。

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これが「アンバー」カラーです。

話は横道にそれますが、
「ゴーグル」って釣りの偏光グラスとは目的が違うんです。
ゴーグルはあくまで「目の保護」が目的。
オートバイなら埃とか砂、スキーなら風や衝撃から目を守るのが目的。

一方、「偏光グラス」はあくまで水中を「見る」ことが目的。

しかし、両方とも「ちゃんと見える」ことが重要な要素に変わりありません。

話を戻して…
この「アンバー」、最初に買ったときにデフォルトでついてくるカラーと
言いましたが、ちゃんとそれには理由があって、「本当に万能なカラー」なのです。

たとえば、イエローのレンズは曇りや夕方は明るく見えていいのですが、
晴れの日中は、正直かけていられません。

逆に「格好いいから」という実に子供っぽい理由で、
グレーのレインボーミラーをGETしたこともあります。

懐かしい、Aフレームの「イリジウムミラー」
Aフレームの「イリジウムミラー」
見た目は格好いいでしょうw
もうホント、買ったときは「コレしかなーい!」という感じですよ。

しかーし、

日の短い12月などは日の傾く3時になったら視界が急激に悪化し、
正直怖い思いをします。

もう本当に真っ暗。
コントラストなんてあったもんじゃなくてコブとか見えないんです…。
太陽光の強い春スキーなんかには眩しさを防いでくれて最高なのですがね…

そんな苦い経験を繰りかえしながら、
「どんなときでも安定してよく見える」って実はものすごく重要だということを実感し、
結局デフォルトの「アンバー」に落ち着いた、なんていう実体験を思い出しました。

このカラーは、
昼間でも夕方でも、
晴れていても曇っていて、
コントラストが明快で、かつ眩しさも防いでくれます。

ティムコHPでの公式アナウンスでは、
「明るさとコントラスト性能の絶妙なバランス」と謳われており、
これは本当にそうだと思います。
このカラーは陰影がくっきりハッキリ出るのは間違いない。

一方で、「より細かい使い分けに」と謳ってありますが、
私個人的には、うたい文句以上に幅広いシチュエーションに対応できる
隠れた万能カラーなのでは?と思っています。

キャリルオンラインショップ「キネティックブラック:ラスターオレンジ」